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住民税会社バレ対策

副業で住民税はいつ・いくら増える?
翌年の税負担と計算方法を解説

読了目安:約6分 2025年度の情報をもとに作成

副業を始めたら「住民税が急に増えた」という経験をする方が少なくありません。 住民税は所得税と異なり、副業をした翌年度から増加するという特徴があります。

この記事では、副業による住民税の増加タイミング・計算方法・会社にバレるリスクと対策・普通徴収の申請方法を解説します。

目次

  1. 1. 住民税はいつ増える?
  2. 2. 住民税の増加額の計算方法
  3. 3. 住民税増加のタイムライン
  4. 4. 副業が会社にバレるリスクと対策
  5. 5. 普通徴収の選択方法
  6. 6. よくある質問
  7. 7. まとめ

住民税はいつ増える?

住民税は前年の所得をもとに翌年度に課税されます。会社員の場合、毎年6月から翌年5月にかけて給与から天引き(特別徴収)されます。

2024年(副業開始)

副業を始め、年間20万円の所得を得る。確定申告で申告する。

2025年6月〜

副業所得分の住民税が増額。給与天引きの住民税が増える。

「副業をした年」ではなく「翌年」に注意
副業を始めた年の収入は翌年6月から増額された住民税として反映されます。 「去年は副業で稼いだのに、なぜ今年の税金が増えているの?」という疑問の答えがこの仕組みです。

住民税の増加額の計算方法

住民税は所得に対して一律10%(道府県民税4% + 市区町村民税6%)が課税されます。 副業所得に対しては以下の式で増加額を概算できます。

住民税の増加額(目安)

副業所得×10%=住民税の増加額

具体例

副業所得 10万円 → 住民税増加 約1万円副業所得 20万円 → 住民税増加 約2万円副業所得 50万円 → 住民税増加 約5万円

※均等割(5,000円前後)は含みません。実際の住民税は所得控除後の金額で計算されます。

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住民税増加のタイムライン

前年1〜12月

副業で収入を得る

副業の収入・経費を記録しておきます。年末に年間の副業所得を集計します。

翌年2〜3月

確定申告

副業所得が20万円を超える場合は確定申告を行います。確定申告により所得税が精算され、住民税に情報が反映されます。

翌年5〜6月

住民税の通知が届く

市区町村から住民税の通知書が届きます(または会社経由で特別徴収の税額通知)。前年の所得をもとに計算された金額が反映されています。

翌年6月〜翌々年5月

増額した住民税を支払う

特別徴収(給与天引き)の場合、毎月の給与から増額された住民税が差し引かれます。普通徴収の場合は、自分で4回に分けて納付します。

副業が会社にバレるリスクと対策

副業が会社に知られる主な原因の一つが「住民税の増額」です。 給与天引き(特別徴収)の場合、会社の経理担当者が住民税の変化に気づく可能性があります。

なぜ会社にバレるのか

会社員は住民税を給与から天引き(特別徴収)されます。副業所得の住民税も同じ会社の給与から天引きされると、給与額に対して住民税が不釣り合いに高くなり、気づかれる可能性があります。

普通徴収の選択方法

確定申告の際に「普通徴収」を選択することで、副業分の住民税を自分で納付(年4回)できます。 これにより会社の給与天引きに副業分の住民税が混在せず、会社に気づかれにくくなります。

01

確定申告書の「住民税・事業税に関する事項」を入力する

確定申告書の第二表にある「給与、公的年金等以外の所得に係る住民税の徴収方法の選択」欄で「自分で納付」(普通徴収)を選択します。

02

市区町村から納税通知書が届く

翌年6月頃に市区町村から住民税の納税通知書が届きます。副業分の住民税は会社には通知されず、自分宛に届きます。

03

年4回に分けて納付する

6月・8月・10月・翌年1月の年4回に分けて、金融機関やコンビニで住民税を納付します(期限は自治体により異なります)。

注意:普通徴収で完全にバレないわけではない
普通徴収を選択しても、住民税の給与分は特別徴収(会社天引き)のままです。 副業分のみを普通徴収にすることで、会社への通知額を副業なしの状態に近づけることができます。 なお、自治体によっては普通徴収を認めないケースもあります。 また、副業の禁止は会社の就業規則の問題であり、税金の申告は適切に行う必要があります。

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よくある質問

Q

副業所得が10万円の場合、住民税はいくら増えますか?

A

住民税の増加額は副業所得の約10%が目安です。副業所得10万円の場合、翌年度の住民税が年間で約1万円(月あたり約830円)増加します。実際は所得控除を考慮した課税所得をもとに計算されるため、概算として参考にしてください。

Q

副業所得が20万円以下でも住民税は増えますか?

A

はい、増えます。所得税の確定申告が不要でも、副業所得があれば住民税は課税されます。住民税の申告は市区町村に対して別途行う必要があります(確定申告をした場合はその情報が住民税に反映されます)。

Q

確定申告を忘れた場合、住民税はどうなりますか?

A

確定申告が必要な場合(副業所得20万円超など)に申告を怠ると、無申告加算税・延滞税が課せられる可能性があります。また住民税の課税額も正しく計算されません。期限後申告(遅れての申告)は可能ですが、早めに対応することをおすすめします。

Q

ふるさと納税と住民税の関係は?

A

ふるさと納税による寄付金控除は住民税から控除されます。副業所得があって課税所得が増えると、ふるさと納税の控除上限額も上がる可能性があります。副業所得を含めた総所得に応じた上限額をシミュレーションで確認することをおすすめします。

まとめ

  • 副業の住民税は副業をした翌年6月〜翌々年5月にかけて増加する
  • 住民税の増加額は副業所得の約10%が目安
  • 副業所得が20万円以下でも住民税の申告は原則必要
  • 確定申告時に「普通徴収(自分で納付)」を選ぶと副業分を自分で納付できる
  • 普通徴収を選ぶことで会社への住民税通知に副業分が混在しにくくなる
  • 副業の申告は就業規則とは別の問題。適切な税務対応は必ず行う

住民税の増加額は副業所得によって変わります。 シミュレーターで所得税・住民税の増加額をあわせて確認しておきましょう。

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※本記事の内容は2025年度の情報をもとに作成しています。税制は改正される場合があります。 個別の税務判断はFP・税理士にご相談ください。

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